情報収集の方法

 企業に関する情報は,3月,6月,9月,12月に発行される『会社四季報』『日経会社情報』などで見ることができます。この本には,企業に関する基本情報や決算(見通し含む),過去の株価などの重要情報がびっしりと載せられています。書店で買えば1750円です。最近はCD-ROM版も出ていて,検索機能や最新株価データの取得など,便利な機能も増えてきました。一般的には(少なくとも以前は),これらのいずれかを購入するのが正しい株情報の集め方でした。

 しかし,時代は変わりました。

 今では,豊富な株情報を証券会社のホームページから得ることができます。口座開設者に最新版『会社四季報』の内容を無料で提供する証券会社も増えてきました。口座は無料でつくれますから,結局ただで『四季報』の情報をえることができるわけです。内容は本とまったく同じですから,ネットの情報で十分ことたります。もちろん,本には「見やすい」「比較しやすい」「付箋を貼ったり書き込んだりできる」などのメリットもあります。使い勝手で選べばいいと思いますが,基本的には無料情報だけで十分だと思います。

 また,証券会社以外にもインターネットから多くの情報を得ることができます。
 株情報を提供してくれるサイトの一つにヤフーファイナンスがあります。
 ここでは,企業情報のほか,決算内容や,チャート,現在の株価(20分遅れなので注意),業績発表や各ニュースなどをみることができます。とても便利なサイトなので,多くの方が重宝しているのではないでしょうか。
 中でも気になるのは,各企業ごとにもうけられた掲示板です。ここでは個人投資家が活発に意見を書き込んでいます。業績見通しやニュースなどを丁寧に解説してくれる場合もありますから,初心者にとって勉強となることも多いでしょう。
 ただし,内容を鵜呑みにしないでください。初心者は特に要注意です。
 掲示板では『買いあおり』『売りあおり』といったことが頻繁に行われます。これに初心者(かつての私)は一喜一憂してしまうのです。もっともらしいと思われる内容でも信憑性はありません。「○○円まで上がる」などの話も何の根拠もありません。ですから,掲示板の内容を売り買いの判断材料にするのは危険です。噂や株価の暴騰・暴落を予測する発言は無視しましょう。発表された事実・ニュースをいち早く知るという掲示板の速報性のみ利用するのが掲示板の正しい使い方だと思います。
 とはいっても,書いてある内容ってどうしても気になりますよね。そんな人は,掲示板を見ないというのも一つの手です。見なくてもチャートや株価がいろんなことを教えてくれますから大丈夫ですよ。私もだんだん見なくなってしまいましたし。。。

 情報は使い方次第でプラスにもマイナスにもなりますから,うまく利用したいものですね。

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